新しい時代の勤務形態として在宅勤務やハイブリッドワークが浸透していく中で、社内コミュニケーションを活性化させる取り組みの重要度は日々増しています。ルミナスパークを使ったコミュニケーションについて、MSD株式会社の平山清美様にお話を伺いました。
MSD株式会社 グローバル研究開発本部
クオリティマネジメントユニット ディレクター
平山 清美 様
在宅勤務もルミナスパークで信頼関係を築くきっかけに
ルミナラーニングのプログラムは会社の研修として数回参加してきました。在宅勤務でなかなかコミュニケーションが取れない中ではより活かされると感じています。チームに新しいメンバーが配属された直後に、コロナ禍でチーム全員が在宅勤務になりました。転職で入ったメンバーは、チームメンバーがどのような性格か理解する前に在宅になってしまったので、打ち解けられない状況がありました。在宅勤務でなければ、日常的に一緒にいるのでお互いを知ることができますが、在宅勤務だと必要なときにしか連絡ができないので、なかなか関係を築くきっかけがありませんでした。そこでルミナが活かせると思いました。ルミナスパークがあることで、お互いについてオープンに話すことができます。
お互いの強みを活かしあうことで成果につなげる
チームで成果を出していくためには、お互いを知り合うことが一番大事だと思います。自分に足りないものを誰が持っているか知ることで、その人の力を活用することができます。ルミナスパークは、タイプ分けより自分自身やチームメンバーを深く理解することができ、一人一人違うことがよくわかります。私のチームではお互いの結果を共有しています。例えば、「堅実」が高く「ビジョン重視」が低い人は、新しい発想が必要なときには、「ビジョン重視」が高いメンバーにアイデアを相談しています。私は、部下のAさんはルミナスパークをやる以前から、私とは違うタイプだなと思っていました。
ルミナラーニングが「チーム」でのワークショップに効くのはなぜか
Aさんはどちらかというと自己主張は少なく、本当に穏やかで、私と違いすぎてどう上司として関わっていいか正直わかりませんでした。研修でルミナを受ける機会があり、私とAさんは正反対であることがわかりました。アプリでもわかるように(※1)私にないものをAさんは持っていて、Aさんにないものを私が持っている関係です。なんとなく私とは違う傾向の人だと思っているより、ルミナスパークでビジュアル化されたことで、お互いに違うことが受け止められました。以前は遠慮があったのですが、私にない強みを持つAさんに仕事を任せることも凄く楽になりました。
もしルミナスパークをやっていなかったら「なんでAさんはそうなのか」と理解できず、私の価値観に合わせようとして、お互いにストレスになっていたと思います。ルミナスプラッシュアプリでAさんと私が仕事をするときのアドバイス(※2)も納得感があります。同じチームの中でも一人一人個性が違うので、お互いを尊重していくことが大事です。Win-winにお互いを認め合えるので、チームで取り入れることはとてもよいと思います。
(※1、2 ルミナスプラッシュアプリ (iOS / Android)で平山さんと部下Aさんの強みを比較した図とアドバイス)